前回までは、私たちWeb制作会社が担当する「土台作り(内部施策)」についてお話ししました。
SEOに強い、丈夫で使いやすい「店構え」が完成したら、次はいよいよ「商品=コンテンツ(記事・ページ)」を並べる番です。
第3回の主役は、クライアントである皆さま自身です。
「文章を書くのは苦手だし、時間もない…」と不安に思う必要はありません。
高額なSEO業者に丸投げするよりも、皆さまが自ら発信する情報の方が、遥かにGoogleに評価され、お客様に響く理由を解説します。

1. 専門知識は、Googleが喉から手が出るほど欲しい「お宝」
Googleは、検索ユーザーに「信頼できる正しい情報」を届けたいと願っています。
そのため、「E-E-A-T」と呼ばれる基準を非常に重視しています。
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
外注のライターがネットで調べた情報を繋ぎ合わせた記事と、その道10年、20年の皆さまが、実際の経験に基づいて書いた記事。Googleはどちらを評価するでしょうか?
答えは明らかです。皆さまが当たり前のように持っている「現場の経験」や「専門知識」こそが、SEOにおける最強の武器なのです。
2. コンテンツ作りの第一歩は「顧客の悩みを書き出す」こと
「何をかけばいいか分からない」という方は、日々の業務を振り返ってみてください。
- お客様からよく受ける質問はなんですか?
- 契約前に、お客様が不安に思っていることはなんですか?
- 業界人しか知らない、裏話や選び方のコツはありませんか?
それに対する「答え」を記事にするだけで、それは立派な「検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツ」になります。
難しい専門用語を並べる必要はありません。目の前のお客様に説明するように、分かりやすい言葉で語りかけることが、結果として良いSEO対策になります。
3. 「丸投げ」NG!制作会社との理想的な協力体制
「それでもやっぱり書けない…」という場合、文章の清書(ライティング)を外部に依頼するのはアリです。しかし、「ネタ(一次情報)」まで丸投げするのは絶対にNGです。中身のない、誰が書いても同じ記事になってしまいます。
理想的なのは、以下のような協力体制です。
| 担当 | 役割 | 具体的なアクション |
| クライアント様 | 「お宝(ネタ)」の提供 | 箇条書きや口頭で、専門知識や経験談を伝える。 |
| 制作会社(我々) | 「磨き上げ(編集)」 | 読みやすく構成し、Googleに見つかりやすいように調整する。 |
皆さまの「魂」がこもったネタを、私たちが「SEOという形」に仕上げる。
この二人三脚こそが、高額な費用をかけずに成果を出す、最も近道な方法です。

まとめ:魂の込もった1記事は、薄っぺらな100記事に勝る
SEO業者の営業では「とにかく記事数を増やしましょう」と言われるかもしれません。
しかし、今のGoogleは「質」を重視します。
月に1回でも構いません。
「この記事を読めば、お客様のこの悩みが絶対に解決する!」という、魂を込めた記事を一緒に作っていきましょう。
次回は最終回。
「お金をかけずにできる、明日からのSEOチェックリスト」と題して、Googleビジネスプロフィールの活用など、コスパ最強のアクションをご提案します。